こんにちは、はちゆるです。
借金夫と離婚せず再構築していくためには、二度と借金をさせないことが大切ですよね。
私の経験からたどり着いた一番重要なことは、夫が相談しやすい環境をつくるということです。
他にも実際に我が家が実践していることをまとめてみましたので参考にしてみてください。
二度ど借金させないために実践したこと
①債務整理
借金の額によっては債務整理も視野に入れましょう。債務整理には「任意整理」「個人再生」「自己破産」と種類がありますが、どれを行っても信用情報機関に事故として記録が残ります。(いわゆるブラックリストです。)
そのため、一般的な貸金業者はお金を貸してくれなくなります。
夫も任意整理を行い、完済してから5年は記録が消えず、クレジットカードも作れません。
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ちなみに家族は問題なくクレジットカード持てますし、ローンも組めます!
※債務整理しない場合は、日本貸金業協会の貸付自粛制度を利用しましょう。
申請を行うと、登録されている貸金業者からはお金を借りることができなくなります。
②もっている通帳・カード類すべて管理
我が家は、家計の全てを私が預かっています。
給与振込口座、貯金口座、クレジットカードなど全て私が管理しています。
夫が持てるのはお小遣いの現金のみです。
私が家計管理し、家計簿もつけ、収支を明確にすることによって、2年で借金完済し貯金もできるようにまでなりました。
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車だって貯金から一括で購入できましたよ!
③お小遣い制にする(月1万円)
お小遣い制は現在も続いています。我が家の場合は月1万円です。
最初の頃は金銭感覚が麻痺していたので足りなくなっていましたが、最近ではうまくやりくりできるようになってきています。
お小遣いの範囲内で私や息子にちょっとしたお菓子を買ってくれることもありますよ。
最初に1万円渡してしまうとすぐに使ってしまうという人は、1週間にいくら渡すとか、1日いくら渡すとか、小分けにすると良いそうです。
④借金を夫自身で返済させる
いろんな情報を見ても、借金の返済は本人自身にさせることが、責任を感じてもらうという意味でも大切と書かれていました。
でもこれってかなり難しいことです。
我が家は、家計の全てを私が管理していましたし、夫の少ないお小遣いから返済させていたらいつになるかわからないし、夫に借金返済用のお金も持たせるのも嫌でした。
なので我が家は、借金の返済の振込行為自体は私が行いました。
夫自身は少ないお小遣いでやりくりしてもらい、借金をしたせいでお小遣いが少なくなっているのだと自覚してもらいました。
また借金の金額や毎月の家計の状況などは、家計簿を見せて共有を行いました。
![はちゆる](https://hachiyuru.com/wp-content/uploads/2021/07/cropped-アイコン20210728-150x150.png)
「ボーナス入っても借金返済に消えて使えるお金ほとんどないね…。」
「借金に返済につかっているこのお金があれば、焼肉何回行けたかな…。」
とかチクっということもありました。
⑤パチンコその他ギャンブルは行かないと約束させる
私の夫はギャンブル依存症というほどではありませんでしたが、ギャンブルによって借金が膨れ上がってしまったことに間違いありません。その原因から引き離すことが一番です。
ギャンブルに費やしていた時間は家族と過ごしたり、大好きなゲームをしたりして平穏に過ごせています。
⓺ゲームの課金をしないと約束させる
ゲームの課金もオンライン決済なのでお金を使っている感覚がなく。気が付いたらとんでもない金額になってしまっていることもあります。
私の夫も月1万円とか普通に課金をしていましたので、まずは課金をやめてもらいました。
ですが課金するときはします。
課金をしてしまった場合は、お小遣いから徴収することにしています。
毎月スマホ料金のおまとめ支払いの項目を要チェックしています。
課金の金額が数十万とかになる場合は、依存症になっているかもしれません。
スマホの設定で課金前にパスワード入力できるようになるらしいので、そのパスワードを変更してまずは課金できないようにしてみてください。
⑦ケータイや財布抜き打ちチェック
あまり良くないことですが、私自身がどうしても夫のことを信用しきれないので、たまに抜き打ちでスマホや財布を見せてもらいます。
怪しい番号からの発着信履歴がないか、財布にお小遣い以上のレシートや変なカードが入っていないか確認しています。
嫌な人も多いかと思いますので、お互いが納得できるならやってみても良いと思います。
ギャンブル依存症の人には上記のことはあてはめてはいけない
借金の原因がギャンブル依存症となると対処法方は全く違います。
借金の問題ではなく、ギャンブル依存の問題だからです。
ギャンブル依存症は病気ですので、本人の人格や意思によって改善することはありません。上記のことを実行しても反動で悪化してしまう可能もあります。
家庭を顧みず、何度も借金を繰り返す、嘘をつく、ギャンブルをやめられないという人には、まずはご家族だけでも専門家に相談することをおすすめします。
⑧一番大事なのは、何かあったら相談しやすい環境づくり
二度と借金をさせないため色々と試してみましたが、すべて上手くいったわけではありません。
お小遣いを無駄遣いして足りなくなってしまうこともありましたし、こっそりパチンコに行っていたこともありました。
そこで実感したことですが、相談しやすい環境づくりが一番重要だということです。
【例えば】お小遣いが足りなくなってしまったら・・・
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○〇を購入したいのだけど、お小遣いでは足りないから、家計から少し出してほしい。
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では、家計からいくら出すから、残りは自分のお小遣いで払ってね。
【例えば】 パチンコは行かない約束だけど・・・
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会社の同僚に誘われて、付き合いで行きたいんだけど良いかな?
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たまになら、お小遣いの範囲内でなら行っても良いよ。ただし何時までには帰ってきてね。
というようにまずは頭ごなしに否定せず、相談してもらえる自分になれるように私自身も努力しました。
人間ですから、お小遣いが足りないことだってありますし、付き合いでパチンコに誘われることもあります。
それらを全て禁止しようとすると、お互いにかなりのストレスも溜まりますし、反動で嘘をついてしまうかもしれません。
いつでも相談にのるからまずは話してほしいという見守りの姿勢が、一番の借金防止になっているように思います。
まとめ
借金夫のことって、すごく見下した存在として扱ってしまいがちです。
私もそうでした。
ですが、それでは夫婦関係もうまくいきませんし、夫が委縮してしまい怒られるのが嫌だからと嘘をつくことがありました。
二度と借金をさせないために、ある程度の決まりごとは必要だとは思いますが、自分の家族に合った方法でほどよくゆるーく見守っていってあげてください。
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