赤十字病院での予定帝王切開での出産レポート

ライフハック

2022年11月に赤十字病院で第二子を予定帝王切開で出産しましたので記録として残しておこうと思います。

予定帝王切開を控えている人の参考になれば嬉しいです。

入院1日目

上の子は朝から保育園に預け、ハグしてしばしのお別れをしました。

夫と共に赤十字病院へ向かい、入院の手続を済ませました。

入院手術の説明を医師より受け、同意書にサインし夫ともお別れしました。1時間程度で終わったので、夫はその後仕事へ行きました。

私の方は、赤ちゃんの心音確認したりおまたの毛ぞりをしました。他は特にすることもなくのんびり過ごしました。

はちゆる
はちゆる

普段は上の子お世話で忙しいので、ご飯ものんびり食べれて、束の間の休息を満喫しました。

あとは、便がでていなかったので下剤を処方してもらいました。

夜は上の子とビデオ通話してから就寝。でも手術の緊張なのかなかなか寝付けず、スマホを見たりうとうとしたりを繰り返しながら夜を明かしました。

入院2日目(帝王切開当日)

手術前

6時起床して、看護師さんから渡された栄養ドリンクを飲みました。

術衣に着替えて弾性ストッキングを履いて、手術時間まで待ちます。

点滴のルート取るのを3回ほど失敗されて、地味に心が折れそうでした。

8時50分来ていた夫と少し顔を合わせて話すことが出来ました。

手術中

9時から手術開始です。

名前と帝王切開をすることを自分の口で言い、手術台に乗りました。

手術台に乗った瞬間に恐怖がマックスになり、震えが止まらなくなりました。

まず最初に尿カテーテルをいれます。気持ち悪いけどなんとか耐えられました。

次に麻酔のために横向きになり丸くなりました。しっかり丸まれるように看護師さんたちに丸め込まれます。

1本目は麻酔のための麻酔でそんなに痛みはありませんでした。

2本目は術後の痛み止めの麻酔(硬膜外麻酔)です。

これが本当に駄目で気持ち悪さと痛みでぶるぶる震えてしまい、30オーバーの大人なのに号泣してしまいました。

付き添いの助産師さんやオペの看護師さんが手を握ってくれて声をかけてくださり、落ち着くことができました。

3本目に手術のための麻酔(脊椎麻酔)をしました。

これは先ほどの硬膜外麻酔に比べたら全然平気でした。

足がジーンと温かかい感じになり、冷たい感覚や痛みの感覚があるか聞かれ、麻酔が効いていることを確認し帝王切開が始まりました。

はちゆる
はちゆる

痛かったらどうしようと不安になったけど痛くなかったよ!

痛くないんだけどなんでか涙がぽろぽろと出て止まりませんでした。

カノンが流れていて、先生たちが「優雅な曲が流れゆうね」とか雑談してて少し和みました。

「赤ちゃん出るよー」と言われ、お腹がぐわんぐわんと揺れて、赤ちゃんが誕生しました。手術開始から赤ちゃんが生まれるまで15分くらいでした。

先生のユーモアでお腹から出したての赤ちゃんをにゅっと見せてくれて、可愛いけど血まみれでぎょっとしました。笑

その後すぐ赤ちゃんは処置に連れていかれ、なんか色々されていました。その間も大きな声で泣いていて、あー生まれたんだなあと実感しました。

私の処置はその後30分程かかったかな?という感じでした。

動悸や吐き気があり少ししんどかったですが、耐えられないほどではありませんでした。

術後ベットへ移動するときに、麻酔のせいで自分の足がゴムのように感じで不思議でした。

手術後

ベットに乗って自分の部屋へ帰り、しばらくすると足がびりびりとしびれだして、麻酔が切れ始めているのを感じました。

手術の麻酔は切れても、硬膜外麻酔が効いているので、軽い生理痛程の痛みで本当に楽でした。

痛みの感じ方は個人差あると思いますが、私の場合は痛みレベル10でいうと2くらいでした!

15分くらいしてパパと赤ちゃんが部屋に来てカンガルーケアをしたり写真を撮ったりして過ごしました。20分ほどの時間でしたが、コロナ禍であっても面会できて有難かったです。

その後は、体温や血圧を測ったり、悪露の様子を見たり等々1時間ほどの間隔で繰り返しました。

赤ちゃんは、授乳の時にお部屋に連れてきてもらいました。

久しぶりの授乳は、癒しでしかなかったです。寝たままの態勢なのでしんどいけど、赤ちゃんの顔を見てるとホルモンドバドバでてる感じしました。笑

手術当日は、硬膜外麻酔がよく効いて、軽い痛みで過ごすことができました。傷口の痛みがほとんどなくて、後陣痛らしき痛みを少し感じる程度でした。

助産師さんからは「痛みに強いがやね、すごいね!」と褒められたけど、本当に麻酔が良く効いていただけで痛みに強いわけではないのです。

夕方ごろから水分補給も可能でした。食事はまだです。

まだ寝たきりですがずっと同じ態勢もしんどいので、助産師さんがクッションで数時間おきに体勢をかえてくれました。

足も動くようになり、できる限り足をもじもじ動かしていました。

夜は少し眠ることもできました。

入院3日目(術後1日目)

午前中に、麻酔科の先生に硬膜外麻酔を外されました。内心もっと麻酔しておいてくれーと願っていました。笑

麻酔が切れて1時間もせずお腹が痛みで熱ーくなってきました。痛みレベル10の内8くらいです。

しかも痛みがピークのときに歩行訓練が始まりました。

結構痛いですと訴えてみましたが、助産師さんからは「痛いよね!無理せず頑張ろう!」って感じで流されました。

まずは尿カテーテルを取りました。

座る態勢から始めて、立ってみて、歩いてみて、トイレに一人で行きます。

もう気合と根性です。めちゃくちゃ痛いです。

痛みではあはあ言いながら頑張りました。

一人目の時に、一度歩いてしまえば回復も早かったのを覚えていたので、まずはここを乗り切ろうと頑張りました。

助産師さんが居なくなった後、ベットに座るも地獄、起き上がるも地獄で涙がポロリと出ました。

痛みと産後のメンタルでポロポロと涙が出ましたが、泣いたらすっきりしました。

お昼からご飯を食べてもよくなりました。

母子同室も始まりました。赤ちゃんの授乳以外は、寝て過ごしました。

授乳のたびに起き上がってベビーラックまで行くのは苦行すぎるので、助産師さんに許可をもらってベットで一緒に添い寝をしていました。

夕食はからは普通のご飯が出ました。

夕方には麻酔が切れた後の痛みのピークは過ぎ、動くと痛いけど寝ていれば生理痛程度まで収まっていました。痛みレベル10のうち4くらいです。

入院4日目(術後2日目)

シャワー解禁となったので、シャワーを浴びました。

産後の自分の体を見るのは(しかも傷口もあるし)なかなかしんどい作業です。

しっかり向き合い、産後ダイエットを決意しました。笑

痛みは10段階中2~3程。痛みについては日にち薬だと自分に言い聞かせていました。

授乳して寝っ転がって、ごろごろと体を休めました。

入院5~6日目(術後3~4日目)

授乳してごろごろ過ごし体を休めて過ごしました。

沐浴の練習もしたり、ミルクの作り方を教わったりしました。

このころから赤ちゃんの体重が減りすぎたので、ミルクを足してもらいました。

ミルク足すとよく寝てくれて、私もゆっくり休むことが出来ました。

コインランドリーで洗濯したり、その間に売店に出かけてみたりと、少しずつ体も回復してきました。

退院前の検診も問題ありませんでした。

入院7日目(術後5日目)

退院当日、両親に迎えに来てもらい退院手続きを済ませ退院しました。

荷物も多いし、赤ちゃんも抱っこしなければならないので、力がある人がいた方が良いと思います。

退院は夫に来てもらう予定でしたが、上の子がコロナになり夫も濃厚接触者となってしまったため数日実家でお世話になりました。

入院中の食事について

入院中の食事は、あまり期待してはいなかったですが普通に美味しかったです。

ザ病院食という感じはありましたが、栄養バランスも良く薄味で健康的でした。

御祝膳もだしていただき、とても美味しくいただきました。

ふりかけを何種類か自分で持って行っていたのも良かったのかもしれません。

デザートもでましたが、小腹が空いた時用に軽くつまめるお菓子あるといいと思います。

はちゆる
はちゆる

ふりかけとお菓子は必需品かな。お菓子は売店でも買ったりしたよ。

御祝御膳

出産費用

予定帝王切開で6泊7日の入院でした。風呂無しトイレ付きの個室(税込8,800円)を利用して、出産一時金42万円から8万円程おつりがありました。

あとは赤ちゃんの入院費とかミルク代で1万円弱別でお支払いがありました。

保険にも加入していたので、手術と入院費用で17万円保険がおりました。

一人目の個人病院では帝王切開で保険か効いても5万円程足が出たので、赤十字病院での予定帝王切開では一時金内で収まったので大満足でした。

赤十字病院でもどの病院かによって出産費用も変わってくると思うので、あくまで参考程度になればと思います。

帝王切開後の痛み(脊椎麻酔のみと硬膜外麻酔ありとの比較)

一人目の帝王切開は脊椎麻酔のみで、術後の痛み止めは腕からの点滴だったのですが、全く効かず痛みでぶるぶる震え苦しみました。

後陣痛か傷口の痛みかもわからず、本当に苦痛でした。

今回は硬膜外麻酔があったので術後の痛みが本当に段違いで楽でした。

帝王切開後から硬膜外麻酔を抜くまで、痛みレベル10の内2~3程度で過ごすことが出来ました。

翌日、硬膜外麻酔を抜いてから1時間待たずに、痛みを強く感じるようになりました。

麻酔を抜いてからの痛みレベルは10の内8程でした。

しかし麻酔を抜いてから半日(6時間ほど)たった後は、痛みレベル10の内3~4程度に落ち着きました。

動くと傷口は痛いですが、寝ていれば生理痛のような痛み(おそらく後陣痛)を感じるだけでした。

私の場合は、硬膜外麻酔が取れてから痛みがピークの時に歩行練習をしたので、その点はしんどかったです。

もう少し痛みが引いてから歩行練習を始めてもらうように調整出来たら良かったのになと思います。

ですが一人目の脊椎麻酔のみの痛みに比べると段違いに楽でしたし、硬膜外麻酔が取れて歩行練習してからの回復も順調でした。

傷の痛みはありますが、日にち薬なので、少しずつ動けるようにもなります。

1カ月後には立つ座るの動作にも痛みを感じにくくなりますし、3カ月後には軽い運動も始められる程度に回復していました。

帝王切開のために準備したこと

帝王切開するために準備していたことは以下のものです。

  • ペットボトル用ストロー
  • 術後戻ってくるベッド周りの準備
    (スマホの充電器とティッシュで私は十分だったかな)
  • 術後の着替え準備
    (傷が痛いので、極力しゃがまないで済むように、バックから出しておく)
  • 着脱しやすいスリッパ
  • 傷テープ(アトファイン/自宅でケアできるように)
  • 気合い

手術後が痛みで大変なので、動けない時にあるといいものも考えて準備しました。

まとめ

二回目の帝王切開だったので帝王切開についてたくさん知識を付けて、出産に臨むことが出来ました。

予定帝王切開ということもあり、事前に出産日が決まっていたので予定を立てやすくその点もメリットに感じました。

帝王切開後の痛みについても上手くつきあっていけたので、自分的には良い出産となったかなと思っています。

おそらく人生最後の出産だったので、帝王切開後の傷のケアもきちんとしているところです。

またその傷ケアについても記事にしてみようと思います。

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